実用スペックノートの雄は未だE203MAか?

1.実用スペックノートにStream 11が復帰

 ローエンドの価格帯ながら携帯機としての実用性の高さから高い満足度を得て来た11.6インチ1kg軽量ノートパソコンE203MA-4000G2(ASUS)に、対抗馬がもう一台現れました。それは世代を重ねるごとに少しずつ軽量化し、ついに1kg台に達したStream 11(HP)です。この1月末(2020年)に税込29,480円(価格.com)でStream 11-ak0000が発売されています。その実力は、スペックの一部が上回っていることからE203MAを超えたようにも見えます。Toshiは初代のX205TAの愛用経験から4代目のE203MAを学習/携帯用の一番のお薦め機種と位置付けていたので、本当のところはどうなのかを少し詳しく調べて見ました。その結果、未だE203MAの方がACアダプターを含めた軽量性で頭一つ勝るいう判定に至りました。ただし、どのスペックを重視するかで入れ替わる程度の差ですので、購入を検討される場合には次節の比較を参考に評価し直していただければと思います。

 なお、2020年8月にE210MAが発売されています。ディスプレイの非光沢化、性能の数%向上、筐体強化などと改良はされていますが、70g程重くなった上に、電池持ちも2時間ほど短くなってしまっており、持ち歩き易さは低下しています。もっとも、価格は、2021年1月時点でE203MA-4000G2/Aより2000円程下回るまで下がっています。

2.E203MAとStream 11の比較

 表1はレビュー記事などのネット上の多数の公開情報を基にまとめた両者のスペックとその勝ち点の一覧です。勝ち点は、勝ち負けの付くスペック項目に重要度に応じた点数をつけています。重要度がToshiの主観的判断の結果なので、総合的な実力の判定もToshiの主観的なものとなりますが、勝ち点が4点上回るE203MAが上ということになります。もちろん、人によって重視するスペックは異なりますので、ご自身の観点で勝ち点を付け直していただければご自分なりの判定を得ることができます。

 もっとも、必須のスペックがあると合計点は意味をもちません。例えば、使い方に関するそれなりの電話サポートが受けられることが必須となると必然的にStream 11になります。また、ACアダプターをつい何日も繋ぎっ放しにしてしまうかもしれないのならば、繋ぎっ放しでも電池劣化を抑えられる充電管理が必須となり、E203MAを選ばざるを得なくなります。ただし、画面は非光沢が必須という場合については必ずしも非光沢画面のStream 11を選ぶ必要はありません。800円から2,000円くらいの液晶保護フィルムを張り付けることで非光沢化可能だからです。この液晶保護フィルムは、製品により非光沢化性能の差がかなりあるようですので、十分調査の上、購入する必要があります。

 なお、表1でストレージとmicroSDスロットの速度で?を入れていますが、内蔵パーツの一部が入れ替わっているはずの2019年10月発売モデルの対応データがネット上で見つけられないからです。


表1 ローエンド11.6インチ1kg軽量ノートの比較

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持ち運び易さで選り抜く軽量ノートパソコンとその整備補強

①Office込み10万以下で望みの機種が簡単に選べる選定フロー図、 ②Dell、HP、ASUS等のコスパ良好機の性能と携帯性の違いが一目わかる比較グラフ ③学習に必要最小限の実用スペックとその簡単で効果的な強化法(容量拡大,チューンアップ等) ④テレワーク対応のコストをかけないウイルス対策 などをToshi(パソコン歴30年以上、 パソコン教室の構築/運営経験7年)が示しています。