Surface Go並み! 格安軽量ノートのBiz性能

1.格安軽量ノートは過小評価されている⁉

 WindowsタブレットSurface Go(Microsoft)は、学習用PCとして小学校から大学まで広く利用されているばかりか、新社会人向けのPCとしても推奨されています。学習やビジネスの大半を占めるWeb閲覧やOffice等に対する十分な性能と携帯性の高さをリーゾナブルな価格で両立しているからです。このSurface Goに対し、E203MA-4000G2(ASUS)は格段に安価ながら、実用性では負けてはいません。それにも関わらず、学習用PCとして注目されることはほとんどありません。タッチ機能のないことが一因ではありますが、必ずしも必要な機能ではないので、そのビジネス関連の処理性能がSurface Go並みであることが認識されていないのが主因と思われます。Toshiは、数年前まで愛用していたX205TAの3世代後継ということでE203MAを気に入っているので、Surface Goとの性能差が、どのくらいあるのか少し詳しく調べてみました。

2.Surface Goとの性能比較

 表1~表3に、格安軽量ノートのE203MAとタッチ機能付きInspiron 3000 11 (3185)を、Surface Goとの間でネット公開情報に基づく性能スコアを比較した結果を示します。一見して明らかなように格安軽量ノートの性能は、表1のビジネス関連処理(具体的にはアプリ起動、ウェブ閲覧、表計算、文書作成)でE203MAが善戦しているのを除くと、Surface Goに全体に大きく負けています。善戦部分を詳しくみると、E203MAについては、ビジネス関連の性能スコアに限れば、Surface Goにせいぜい6%下回るに過ぎないことがわかります。これより、E203MAのビジネス関連の処理性能はSurface Goと同等といえます。E203MAが大きく負けているのは、クリエイター向けのデジタルコンテンツ生成やゲーム関連の3DMark、CINEBENCHの性能スコアです。これらの処理が学習やビジネスではほとんど行う必要のないことから、学習用、ビジネス用ということであればこれらの負けを気にする必要はないことになります。

 Inspiron 3000 11については、ビジネス関連の個別の性能スコアはわかりませんが、その平均であるEssentials、Productivityも負けています。特にEssentialsがSurface Goのそれに比べ4割も下回っていますので、ビジネス用途でも性能差がはっきり出てしまっています。後継機のInspiron 3000 11 (3195)で、1.1kg代まで軽量化しているだけに残念です。

 表4はCrystaldiskmarkの測定結果のストレージアクセス速度を比較したものですが、E203MAもかなり負けています。この原因は、Surface Goの8GB版がストレージにSSD型を搭載しているのに対し、格安軽量ノートはeMMC型を搭載していることによります。従って、メモリ不足を来すと、ストレージの性能が劣る分、格安軽量ノートは性能低下が起こりやすくはなります。


表1.PCMark 10 性能スコアの比較

表2.3DMark性能スコアの比較 

表3.Cinebench R15性能スコアの比較

表4.Crystaldiskmarkの速度性能比較

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パソコン情報に蔓延る買い煽り(忖度レビューから、ユーザの大半に無用な性能向上の強調、性能スコアの過大化/不適切参照、フリーウェアの過小評価まで)を、パソコン歴30年以上、 パソコン教室の構築/運営経験7年のToshiが暴く!?